(2)高崎市第2次
地球温暖化対策実行計画(案)に関する
パブリックコメントの実施について
(環 境 部)
3 そ の 他
────────────────────────────────────────────
出席委員等(10人)
委 員 長 長 壁 真 樹 君 副委員長 青 木 和 也 君
委 員 三 井 暢 秀 君 委 員 清 水 明 夫 君
委 員 小 野 聡 子 君 委 員 渡 邊 幹 治 君
委 員 白 石 隆 夫 君 委 員 後 閑 賢 二 君
委 員 三 島 久 美 子 君
議 長 根 岸 赴 夫 君 副 議 長 (委 員)
────────────────────────────────────────────
欠席委員(なし)
────────────────────────────────────────────
説明のため出席した者
市長 富 岡 賢 治 君 副市長 兵 藤 公 保 君
市民部長 山 田 史 仁 君
市民生活課長 町 田 一 美 君
人権男女共同参画課長 防犯・
青少年課長福 島 優 君
細 野 明 久 君
地域交通課長 大 澤 康 典 君 市民課長 大 山 富 美 雄 君
保険年金課長 高 橋 宏 樹 君 環境部長 清 水 弘 明 君
環境政策課長 田 胡 徹 也 君
一般廃棄物対策課長
金 澤 大 作 君
産業廃棄物対策課長 環境施設整備室長吉 田 尚 広 君
岩 佐 英 臣 君
清掃管理課長 矢 嶋 穣 君
高浜クリーンセンター所長
西 山 学 君
城南クリーンセンター所長 吉井クリーンセンター所長
田 口 和 彦 君 茂 木 亨 君
商工観光部長 福 島 貴 希 君
産業政策課長 瀧 本 和 正 君
商工振興課長 佐 藤 勉 君 観光課長 瀧 上 幸 治 君
農政部長 只 石 恵 一 郎 君 農林課長 原 田 修 樹 君
田園整備課長 井 上 敏 聡 君
農業委員会事務局長
八 木 秀 明 君
倉渕支所地域振興課長 倉渕支所市民福祉課長
石 川 明 彦 君 長 壁 保 幸 君
倉渕支所農林建設課長 箕郷支所地域振興課長
大 井 良 幸 君 佐 藤 久 夫 君
箕郷支所市民福祉課長 箕郷支所産業課長小 泉 雅 裕 君
久 保 奈 津 江 君
箕郷支所建設課長飯 島 英 樹 君
群馬支所地域振興課長
塚 越 直 樹 君
群馬支所市民福祉課長 群馬支所産業課長石 川 英 彦 君
都 丸 由 香 里 君
群馬支所建設課長中 陦 茂 大 君
新町支所地域振興課長
戸 塚 和 也 君
新町支所市民福祉課長 新町支所建設課長霞 博 文 君
白 田 美 徳 君
榛名支所地域振興課長 榛名支所市民福祉課長
津 久 井 光 明 君 金 高 英 之 君
榛名支所産業観光課長 榛名支所建設課長中 島 克 利 君
近 藤 浩 司 君
吉井支所地域振興課長 吉井支所市民福祉課長
高 麗 和 男 君 佐 藤 真 樹 君
吉井支所産業課長堀 越 修 君
吉井支所建設課長田 中 和 典 君
総務部長 曽 根 光 広 君
情報政策課長 木 本 弘 幸 君
────────────────────────────────────────────
事務局職員出席者
事務局長 大 河 原 博 幸 庶務課長 庄 佳 子
議事課長 坂 口 圭 吾
議事課長補佐(兼)議事担当係長
門 倉 直 希
議事課主任主事 田 中 博 英
────────────────────────────────────────────
△開会
午前 9時58分開会
○委員長(長壁真樹君) おはようございます。定刻前ですけれども
皆さんおそろいですので、ただいまから
市民経済常任委員会を開会いたします。
────────────────────────────────────────────
△諸般の報告
○委員長(長壁真樹君) この際、諸般の報告を申し上げます。
傍聴はあらかじめ許可してあります。
以上で諸般の報告を終わります。
────────────────────────────────────────────
△開議
○委員長(長壁真樹君) それでは、本日の会議に入ります。
本日の会議は、お手元に配付の次第に従い進行いたします。なお、
補正予算議案の審査については、次第の裏面に記載のとおり進めたいと思います。
この際、委員会の運営上お願いします。本日の会議は、会議規則第118条第1項の規定により、委員1人当たりの発言時間を15分程度としたいと思いますので、委員からの質疑は内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いいたします。また、執行部は質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な答弁を行ってください。なお、発言に際してはマイクを意識し、聞き取りやすい質疑、答弁に努めてください。
以上、円滑な委員会運営に御協力をお願いします。
────────────────────────────────────────────
△議案の審査
議案第100号 公の施設(はるなくらぶち聖苑)の指定管理者の指定について
議案第103号 高崎市個人情報の保護に関する
法律施行条例の制定について
議案第104号 高崎市情報公開及び
個人情報保護審査会条例の制定について
議案第109号 高崎市
農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について
議案第114号 令和4年度高崎市
一般会計補正予算(第9号)(所管部分)
議案第115号 令和4年度高崎市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
○委員長(長壁真樹君) それでは、議案の審査に入ります。
定例会議案を御用意いただき、63ページをお開きください。
議案第100号 公の施設(はるなくらぶち聖苑)の指定管理者の指定についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第100号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(長壁真樹君) 起立全員です。
よって、議案第100号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
71ページをお開きください。
議案第103号 高崎市個人情報の保護に関する
法律施行条例の制定についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。
◆委員(三島久美子君) 何点かお伺いします。これは
個人情報保護法の改正、施行に伴っての必要な事項を定める条例制定だということだと認識していますけれども、附則によりますと、本市独自の
個人情報保護条例が廃止される、なくなるということになっています。その辺りの理由について、まず確認させてください。
◎
市民生活課長(町田一美君) 現行の
地方公共団体の
個人情報保護制度は、各自治体間での
個人情報保護条例の規定や運用の相違により施策上の不均衡や不整合等の支障が生じておりました。こうした問題に対応するため全国的な共通ルールを法律で規定するとともに、国が
ガイドライン等を示すことにより、保護水準の全国的な底上げが図られることとなり、
地方公共団体の的確な運用が確保されます。今回の改正により保護法の規定が全ての地方自治体に直接適用されることから、地方自治体の現行の
個人情報保護条例は廃止となります。
◆委員(三島久美子君) 法律の改正によって、法律に基づいて自治体の個人情報が守られるので、条例は簡単に言ってしまえば必要がなくなったというような解釈だと思うのですけれども、それでもちょっと心配な点があることが懸念されます。この条例が廃止された後は、高崎市の個人情報の漏えいとか、滅失とか、毀損の防止というのは、どんなルールに基づいて行われるのかを確認させてください。
◎
市民生活課長(町田一美君) 漏えい等につきましては、現行の条例と同様に、改正後の
個人情報保護法の規定で厳密に管理されることとなります。
◆委員(三島久美子君) 心配はないということであります。
法律を見てみますと、国民の責務が規定されていません。本市の
個人情報保護条例は廃止になってしまうのですけれども、そこには市民の責務というのが明確に示されているのですが、条例廃止で規定が外れることになります。今後、その市民の責務等々に関してはどうに対応していくのか、御答弁をお願いいたします。
◎
市民生活課長(町田一美君) 市民の責務及び国民の責務につきましては、改正保護法で規定されておりません。施行条例で規定できる事項ではないため、規定することもできません。そこで市では、
ホームページ等で市民一人一人がその重要性を十分認識できるよう注意喚起等を行っていきたいと思います。
◆委員(三島久美子君) 個人情報の保護ということに関しては、かなり市民に浸透してきているとはいいながら、まだまだ漏えいとかそういった問題が心配される部分もありますので、市民への注意喚起をよろしくお願いいたします。
それと、ちょっと次の議案とも若干関連してしまうのですけれども、今上程されている議案の第10条に審査会への諮問という条項があって、高崎市情報公開及び
個人情報保護審査会で個人情報の適正な取扱いを確保するため
専門的な知見に基づく意見を聴くことができると、あくまでも諮問機関なのだなというふうには感じています。この審査会というのは、従来の条例で規定されていた高崎市
個人情報保護審議会とはどのように違うのかをお答えください。
◎
市民生活課長(町田一美君) 従来の高崎市
個人情報保護審議会は諮問機関ではなく、市の保有する個人情報の取扱いについての適否判断や審議、
特定個人情報ファイルの第三者点検をする機関でありました。また、高崎市情報公開及び
個人情報保護審査会は、
行政不服審査法に基づく審査請求をされたときに、実施機関の諮問に応じて調査、審議する機関となります。
◆委員(三島久美子君) そうなると、従来の
個人情報保護条例で規定されていた審議会の役割というのは、改正後はどのようなところで、どうに担っていくのかをお答えください。
◎
市民生活課長(町田一美君) 現行の審議会で行っていた個別事案の適否判断は、一元化された改正保護法で規定された範囲での取扱いとなり、改正後の法律やガイドラインに沿って国の
個人情報保護委員会が管理していくこととなります。また、
特定個人情報ファイルの第三者点検は、高崎市情報公開及び
個人情報保護審査会で行うこととなります。
◆委員(三島久美子君) 国の
個人情報保護委員会というか、そちらのほうでしっかり管理し、いろんな不服とかそういうものを受け付けるということであります。そういったことも含めて、今回条例が廃止されるに当たって、市民の皆様に対してこういうふうに個人情報の保護に関しては流れが変わりますよと、しっかりと高崎市としても個人情報を守っていきますよというような、そういう姿勢をホームページや広報高崎等々で周知する必要があると思うのですけれども、その辺りの取組についてお答えいただきたいと思います。
◎
市民生活課長(町田一美君) 条例の施行までに、
ホームページ等を利用いたしまして、市民に分かりやすくお示ししていく予定でございますのでよろしくお願いいたします。
◆委員(三島久美子君) 分かりました。
とにかく
個人情報保護は非常に重要な問題ですので、決して後退することがないように、しっかりとこの制度を推進していただきたいと思います。
○委員長(長壁真樹君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第103号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(長壁真樹君) 起立全員です。
よって、議案第103号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
77ページをお開きください。
議案第104号 高崎市情報公開及び
個人情報保護審査会条例の制定についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第104号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(長壁真樹君) 起立全員です。
よって、議案第104号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
105ページをお開きください。
議案第109号 高崎市
農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第109号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(長壁真樹君) 起立全員です。
よって、議案第109号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
117ページをお開きください。
議案第114号 令和4年度高崎市
一般会計補正予算(第9号)の所管部分を議題といたします。
最初に、歳入の審査を行いますので、132ページをお開きください。
16
款国庫支出金 (質疑なし)
○委員長(長壁真樹君) 134ページをお開きください。
17款県支出金 (質疑なし)
○委員長(長壁真樹君) 136ページをお開きください。
20款繰入金から
22款諸収入まで (質疑なし)
○委員長(長壁真樹君) 続いて、歳出の審査を行いますので、140ページをお開きください。
2款総務費について御質疑ありませんか。
◆委員(三井暢秀君) 145ページになります。2款1項20目総務諸費の
田園整備課経費の中に
多面的機能支払交付金返還金というふうにありますけれども、多分農業などの保全管理だと思うのですけども、
多面的機能支払交付金返還金の内容についてお伺いします。また、返還金となった理由について、どういうことなのか伺いたいと思います。
◎
田園整備課長(井上敏聡君)
多面的機能支払交付金とは、農業、農村の有する多面的機能の維持、発揮を図るため、地域の農業者や住民などが行う通路や農道の草刈り、また堀ざらいなどの活動に関わる支援を行い、地域資源の適切な保全管理を推進するための交付金でございます。このたび
多面的機能支払交付金事業を活用して事業を行っております吉井地域の本郷地区と長根地区の組織が、
新型コロナウイルスの影響によりまして活動の規模を縮小したため余剰金が発生いたしましたので、国に50%、県に25%の315万4,000円を返還するものでございます。
◆委員(三井暢秀君) ありがとうございます。吉井地域の本郷地区と長根地区において、
新型コロナウイルスの影響によって活動の規模が縮小になったということで理解できました。今後も、農業の担い手へ集中するこの作業負担についても地域ぐるみで軽減していただいて、継続した活動に関わる御支援をお願いしたいというふうに思います。
続いて、149ページいいですか。149ページの2款4項1目です。
戸籍住民基本台帳事務経費なのですけれども、
マイナンバーカード申請支援業務委託料というふうにあるのですけども、この概要についてお伺いいたします。
◎
情報政策課長(木本弘幸君) 初めに、この事業についてですが、市内に56か所ある郵便局、その全てにおいて
マイナンバーカードの申請支援の業務を委託するものになります。市内にあまねく拠点が存在し、市民にとって身近である郵便局を活用することにより、
マイナンバーカードの取得を希望する市民の申請機会を確保することが可能になると考えております。
◆委員(三井暢秀君) 多くの市民の皆さんが御利用される郵便局ということで、市内の56か所において設置されるということが分かりました。高齢者も含めて多くの方々が利用されると思いますので、郵便局の方々には御尽力いただきますけれども、申請機会を確保することができるということが分かりました。
続いて、実施内容と開始期間というのですか、その期間についてお伺いしたいと思います。
◎
情報政策課長(木本弘幸君) 事業の内容ですが、郵便局には申請に必要な顔写真の撮影に加え、申請書の記載補助を済ませ、申請書の提出までの委託を考えております。また、期間につきましては、郵便局の準備ができ次第開始させていただきまして、令和5年3月31日までを予定しております。いずれにいたしましても、身近な郵便局を有効に活用させていただき、市民の利便性の向上を図る事業となっております。
◆委員(三井暢秀君) 実施内容についてお伺いしました。申請の提出までできるということが分かりました。また、期間についても、これから郵便局にとって年賀状の時期だと、そういう期間となって郵便局も大変な時期を迎えるわけですけれども、1月中旬から開始となる、そういったことで1月中旬には落ち着いてくるのかなというふうに思っています。しっかり本市においてもサポートできる体制をお願いしたいというふうに思います。
○委員長(長壁真樹君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
160ページをお開きください。
4款衛生費について御質疑ありませんか。
◆委員(三井暢秀君) 161ページの環境保全費の中の
地球温暖化対策事業の需用費なのですけども、この需要費の内容ついてお伺いいたします。
◎
環境政策課長(田胡徹也君) 本市では、本庁舎及び各支所6か所と、はまゆう山荘、ゆうすげ元湯の合計9か所に
電気自動車用の急速充電器を設置しております。最近の電気自動車の普及などによる利用件数の増加や電気料金の値上がりも続いていることなどから、電気料の不足が見込まれる状況でございます。そのため、このたび必要な経費を計上させていただいたものでございます。
◆委員(三井暢秀君) 概要については分かりました。電気料の不足、値上がりについても見込まれているということであります。
続いて、利用状況についてもお伺いいたします。
◎
環境政策課長(田胡徹也君) 急速充電器の利用件数でございますが、直近で見ますと、令和4年9月末時点で約4,400件の利用がありまして、前年の令和3年9月末時点と比較しますと、約1.6倍程度に利用件数が増えている状況でございます。今後の充電器の設置についてでございますが、電気自動車の
充電器メーカーによりますと、充電器の設置場所の目安としてはおおむね40キロメートルに1か所とのことであり、本市における充電器の設置状況としましては充足しているということでございました。しかしながら、電気自動車の普及も進んでいることから、今後におきましても充電器の設置、普及状況について引き続き注視してまいりたいと考えております。
◆委員(三井暢秀君) 令和4年9月末時点で4,400件の利用があって、比較すると1.6倍に利用数が増えている状況であります。今後、充電器の設置、普及についてもしっかり研究をしていただきたいというふうに思います。
○委員長(長壁真樹君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
162ページをお開きください。
5款労働費 (質疑なし)
○委員長(長壁真樹君) 6
款農林水産業費について御質疑ありませんか。
◆委員(三島久美子君) 165ページですか、6目の農地費の説明欄に
農地耕作条件改善事業補助金というのがございますけれども、この補助金は当初予算では計上されていなかったのですが、どんな制度なのかをまずは確認させていただきたいと思います。
◎農林課長(原田修樹君)
農地耕作条件改善事業補助金は、農業を継続できる環境を整えるため、区画整理や暗渠排水、用排水路、農作業道などの整備といった圃場の基盤整備となるものや、また稲作から野菜や果樹等の高収益作物への転換だとか、スマート農業などの先進的な営農体系の導入など、そういったものを支援する国庫補助金となっております。
◆委員(三島久美子君) 年度途中でこの補助金が発生したのですけれども、当初予算の段階では想定できなかったのかなという気がしますが、今回どのようなケースに対しての補助を行うのか、具体的にお答えいただきたいと思います。
◎農林課長(原田修樹君) 現在、香川県においてキウイフルーツの生産に取り組んでおりますジャパンキウイ株式会社が、このたび吉井町多比良地区で荒廃農地を整備しまして、今後キウイフルーツの生産に取り組みたいという計画がございます。現在、ジャパンキウイ株式会社は荒廃農地の整備をしていまして、その後、キウイフルーツ園を整備するということになりますので、今年度はその圃場の設計なりだとか測量、そういったものを行います。それに対してこの補助金を活用するということになっていまして、この補助金は国が2分の1、県が4分の1、残りの4分の1を市町村と事業者が負担するということになっていますので、その残りの4分の1につきまして、高崎市とジャパンキウイ株式会社が負担するということになっています。今回約11ヘクタールの農地を使いまして、そのうちの7ヘクタールが荒廃農地となっておりますので、その荒廃農地の整備に当たりましては、高崎市の補助事業であります農地再生推進事業、こちらのほうを活用して行うということになっております。
◆委員(三島久美子君) ありがとうございました。いずれにしましても、非常に本市も荒廃農地の関係は悩ましいところでございますので、このような補助金を活用して7ヘクタールもの荒廃農地がなくなると。また、農業の振興という意味では、このキウイフルーツの生産に期待を持っています。いずれにしましても、今後も本市の農業に関していろんな補助制度を活用していただきながら、さらに活性化できるようにサポートをしていっていただくようにお願いをしておきます。
○委員長(長壁真樹君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
164ページをお開きください。
7款商工費 (質疑なし)
○委員長(長壁真樹君) 続いて、債務負担行為の審査を行いますので、前に戻っていただき、124ページをお開きください。
債務負担行為の補正について御質疑ありませんか。
◆委員(三島久美子君) 追加の一番上にある、この80の交通安全啓発用品購入費ということで債務負担行為がなされていますけれども、ちょっと具体的に何を購入するのか、なぜ債務負担行為にするのかという点も含めてお答えいただきたいと思います。
◎
地域交通課長(大澤康典君) 来年4月に市内の小学校に入学する新1年生に対して配付する交通安全啓発用トートバッグの購入費でございます。4月上旬の入学式当日に配付を予定しておりまして、今年度中に契約を締結する必要があることから、債務負担行為を設定するものでございます。
◆委員(三島久美子君) 年度当初に渡したいということでの債務負担行為。トートバッグということで、これはたしか2年ほど前から始めた事業だと思うのですけれども、交通安全アクションプラン、それに基づいて実施しているというふうに認識しています。とてもいいバッグだとは思うのです、警察官の着ている反射板みたいな形のものになっていて。ただ、残念ながら御利用している状況というのがあまり見かけられないので、ちょっともったいないなと思っています。
利用状況についてはどのように把握しているのかを教えてください。
◎
地域交通課長(大澤康典君) 令和3年度から開始した事業でございまして、今年度が2年目の配付となっております。活用していただいている児童の保護者や地域からは、反射材を使用しており周囲が暗くなっても車両側から視認しやすいというふうな評価をいただいているところでございます。一方で、配付の対象が小学生ということもございまして、気に入ったデザインのものを使いたいというようなこともありまして、まだ十分には活用していただけていない状況もあるというふうに認識しているところでございます。今後も児童の安全を第一に考え、周知に努めてまいります。
◆委員(三島久美子君) せっかく作ったのに十分活用されていないというふうな認識をお答えいただきました。本当に児童の安全というのは大変重要な案件ですけれども、特に小学校1年生は事故が多いということで防止のためのグッズを配付したわけなのですが、なかなか利用されなければ残念ながら成果が望めないということで、今後この利用促進を促す努力をしていただくと同時に、ほかの啓発グッズというものも考えていく必要があるのではないかなと思いますけれども、その辺りの工夫について、今後の取組についてお伺いしたいと思います。
◎
地域交通課長(大澤康典君) このトートバッグにつきましては、交通安全協会や交通安全指導員、保護者、教育委員会の代表者等からなる子どもに対する交通安全啓発活動検討会議において選定されたものでございます。検討の際には、シンプルで実用性があるもの、長く使えるもの、反射材等で目立つものといった意見が出される中で、例えば手提げバッグはどうかというような御提案がございまして、最終的にこのトートバッグの採用に至ったという経緯がございます。冬になりまして、日が短く下校時には暗くなってしまうような時期でもございますので、通学時における児童の交通安全のため、反射材を使用しましたこのトートバッグを今後も有効に活用していただけるように努めてまいります。
◆委員(三島久美子君) 交通安全啓発活動検討会議ですか、そちらで協議をした結果だということなのですけれども、やはり子どもさんの視点というのも非常に重要なので、これからまたいろんな形で啓発グッズ等々も考えていく必要があると思うのですけど、子どもの目線に立って子どもたちにアンケート調査をするとかいろんな形で、活用していただかなければ本当にもったいない話なので、ぜひともそういうことも含めて今後の取組を期待したいと思います。
○委員長(長壁真樹君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第114号の所管部分を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(長壁真樹君) 起立全員です。
よって、議案第114号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。
199ページをお開きください。
議案第115号 令和4年度高崎市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
最初に、歳入の審査を行いますので、204ページをお開きください。
歳入 (質疑なし)
○委員長(長壁真樹君) 続いて、歳出の審査を行いますので、206ページをお開きください。
歳出 (質疑なし)
○委員長(長壁真樹君) これより議案第115号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(長壁真樹君) 起立全員です。
よって、議案第115号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
────────────────────────────────────────────
△審査終了
○委員長(長壁真樹君) 以上で本委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。
審査に当たり、円滑な委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。
なお、委員長報告の作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(長壁真樹君) それでは、そのようにしたいと思います。
以上で本日の議題を終わります。
────────────────────────────────────────────
△報告事項 ・高崎市第5次
男女共同参画計画(素案)に関する
パブリックコメントの実施について
・高崎市第2次
地球温暖化対策実行計画(案)に関する
パブリックコメントの実施について
○委員長(長壁真樹君) 次に、報告事項に入ります。
最初に、高崎市第5次
男女共同参画計画(素案)に関する
パブリックコメントの実施について説明をお願いいたします。
◎
人権男女共同参画課長(細野明久君) それでは、お配りいたしました資料、高崎市第5次
男女共同参画計画(素案)に関する
パブリックコメントの実施についてを御説明いたします。
現在進行しております第4次計画の計画期間は、令和4年度をもって終了いたします。このため、令和3年度に実施した男女共同参画に関する市民アンケート及び事業所調査の結果、また庁内関係課で組織する男女共同参画社会推進会議での検討、さらに高崎市男女共同参画審議会からの答申を踏まえまして、別紙のとおり計画素案を策定いたしました。計画の期間は、令和5年度から令和9年度までの5年間でございます。
2枚目の高崎市第5次
男女共同参画計画(素案)の概要を御覧ください。本計画で強調した点は、市民アンケートの結果、審議会での検討、国の男女共同参画の施策の動向などを踏まえ、4つの点を上げ、重点課題として施策の推進に取り組んでまいります。また、第5次計画の体系では、第4次計画の継承計画であることから組み直しや文言の変更などはございますが、基本的な構成は第4次計画と同様となってございます。
パブリックコメント実施の資料に戻りますが、
パブリックコメントの実施期間は、12月15日木曜日から来年1月5日木曜日まで。公表場所、募集方法については記載のとおりでございます。また、市民へは、12月15日号の広報高崎、市
ホームページ等で周知を図ってまいります。
パブリックコメントの実施結果につきましては、来年1月開催の
市民経済常任委員会で御報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。なお、本日提出した資料につきましては、本委員会終了後、全議員の皆様へ配付させていただきます。
以上、
パブリックコメントの実施についての説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(長壁真樹君) 説明は終わりました。
本件に対し、御質疑等がありましたらお願いします。
◆委員(三島久美子君) 御報告は
パブリックコメントを実施するということであったのですけれども、ちょっとこの計画の中身についてお伺いしたい点があります。この素案の18ページのところに、あらゆる暴力の根絶という基本方針7がございます。やっぱり本市は、これを見ますと児童虐待への対応というのがちょっと弱いのかなと。本市においては令和7年度中に児童相談所を整備するということで、市長も日頃からおっしゃっていますけれども、高崎の子どもは高崎で守るということで推進しているわけでありますけれど、DV、ドメスティックバイオレンスと児童虐待というのは非常に密接な関係性があることから、やはりこの
男女共同参画計画の中にもしっかりと子どもに対する暴力の根絶という基本課題を掲げるべきなのではないかなというふうに私は考えておりますけれども、その辺りの考え方についてお伺いしたいと思います。
◎
人権男女共同参画課長(細野明久君) DVと児童虐待は密接に関係しており、男女共同参画社会を実現する上での大きな課題となっていることは認識しております。基本方針7のあらゆる暴力の根絶の中に、虐待対応部門と連携し自立に向けた支援を行いますと記載させていただきましたが、児童虐待につきましては、この項目の中で支援を実施してまいりたいと考えているものでございます。
◆委員(三島久美子君) 中に記載があることは認識をしております。しかし、やはりきちっと取り出して強調していく必要があるのではないかなと。令和7年度に児童相談所ができるわけですけれども、次期計画には、まだこれからの計画が出る前にちょっと気が早いのですけれども、しっかりと検討していただいて、
男女共同参画計画の中にも児童虐待の防止を位置づけていただくようにお願いをしておきたいと思います。
また、この
男女共同参画計画は非常に重要な計画でありまして、ここに掲げられたものは実施しなければならないわけであります。担当部だけではなくて全庁を挙げての取組が必要になってくるのですが、この計画の中に、いわゆる全庁を挙げての組織図みたいなものがしっかり掲げられていないのです。その辺りの連携体制も明確に示すべきではないかと考えますけれども、その辺りの考え方についてお伺いしたいと思います。
◎
人権男女共同参画課長(細野明久君) 今回の
男女共同参画計画の策定に当たりましては、総合的かつ効果的に推進するため高崎市男女共同参画社会推進会議を設置し、関係部課と連携し情報共有等を図っているところでございます。また、素案の最終ページに計画の推進体制の概念図も記載し、体制のあらましや関係が分かるよう描いておりますが、関係各課との連携の明確化など、表現方法については、今後の研究課題とさせていただきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
◆委員(三島久美子君) この概念図が掲げられていることは私も拝見したのですけれども、やはり高崎市全体でしっかり支えていくのだというような姿勢を示すためにも、本庁及びその関係部局等々の関係性、連携の在り方というものもしっかり市民の皆様方に明示をして、ともに歩んでいく姿勢を示していただくように強く訴えておきたいと思います。
○委員長(長壁真樹君) ほかにありませんか。────なければ本件を終結いたします。
次に、高崎市第2次
地球温暖化対策実行計画(案)に関する
パブリックコメントの実施について説明をお願いします。
◎
環境政策課長(田胡徹也君) それでは、高崎市第2次
地球温暖化対策実行計画(案)に関する
パブリックコメントの実施につきまして御説明させていただきます。
お配りいたしました資料を御覧ください。本計画は、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき策定するもので、高崎市環境審議会での審議を経ましてこのたび計画案がまとまりましたので、
パブリックコメントを実施するものでございます。
記以下を御覧ください。初めに、1の計画(案)の概要でございますが、恐れ入ります、資料の2枚目の高崎市第2次
地球温暖化対策実行計画(案)の概要のほうを御覧ください。1の趣旨でございますが、本計画は、法に基づき脱炭素社会の実現に向けた2030年度までの本市が目指す計画として策定するものでございます。2の計画の期間でございますが、2022年度から2030年度までといたします。3の基本方針でございますが、脱炭素社会の実現のため、国が目標として掲げた2030年度に温室効果ガス排出量を2013年度比で46%削減の達成に向けて、本市が取り組むべき5つの基本方針を定めております。これらの基本方針に基づき様々な施策を展開することで、本市における脱炭素社会の実現に向け、着実に取り組んでいくこととしております。4の重点施策ですが、2030年度を見据え、2つの重点施策を設定いたしました。1点目は、地域新電力の設立でございます。新しい高浜クリーンセンターの廃棄物発電施設による電力を主電源としまして、市内の公共施設等に供給する地域新電力を設立し、電力の地産地消による脱炭素社会の実現及び地域経済の活性化を目指すものでございます。2点目は、PPAモデルを活用した自立型電力供給体制の構築でございます。PPAモデルとは、自治体などが所有する施設の屋根などを貸し、発電事業者が太陽光発電を無償で設置した後、所有、管理を行うもので、自治体などの施設所有者は、この設備で発電した電気を購入することで、設置費用等をかけずに太陽光発電を設置できるというものでございます。こうした仕組みを活用して太陽光発電の導入拡大を図り、併せて蓄電池を一体導入することにより災害時でも自立した電力供給体制の構築を目指すというものでございます。
恐れ入ります、資料の1枚目のほうにお戻りいただければと思います。2の
パブリックコメントの実施概要でございます。資料の公表及び意見の提出期間は、令和4年12月15日から令和5年1月16日までで、資料の公表場所は、市ホームページ、市民情報センター、環境政策課、各支所市民福祉課でございます。意見の募集方法につきましては、記載のとおりでございます。市民への周知方法でございますが、広報高崎12月15日号及び市
ホームページ等により周知を図ってまいります。
最後に、3の今後の予定でございますが、
パブリックコメント終了後、環境審議会での審議を経まして策定となりますので、実施結果と併せまして、
市民経済常任委員会にて御報告させていただきます。
以上、誠に簡単ではございますが、御説明とさせていただきます。なお、本日の配付資料は、本委員会終了後、全議員の皆様に配付させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(長壁真樹君) 説明は終わりました。
本件に対し、御質疑等がありましたらお願いします。
◆委員(三井暢秀君) 実行計画について説明があったのですけれども、この冊子の8ページには、2011年にこの高崎市
地球温暖化対策実行計画というのが策定されまして、計画期間が2011年度から2020年度とありますけれども、12ページでは、国の目標期間が2030年度であることを踏まえ、本計画の期間は2022年度から2030年度までとしますとあります。この間の2021年度から今年も含めた2022年度にこの計画がなかったのですけれども、その理由をお伺いいたします。
◎
環境政策課長(田胡徹也君) これまでの計画期間の最終年度にあたる2020年度に、次期計画の策定を進めていたところでございますが、当時の菅総理大臣が2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを目指すと宣言いたしまして、その後、2030年度における削減目標が2013年度比26%削減から46%削減に変更されるなど、国の削減目標が大きく変わりました。また、この宣言を受け、2021年度に地球温暖化対策の推進に関する法律が改正されたことから、本市としましても法改正の内容や国の動向に対応した計画とするため、その間はこれまでの計画を継続することとし、計画期間にとらわれず見直しを行ったことから期間が空いてしまったものでございます。
◆委員(三井暢秀君) まずは国の方針が変わったこと、そして法改正の内容だったり、国の動向に対応した計画ということで、前計画を継続したということで内容が分かりました。地球温暖化対策の推進に基づいて、本市においても特徴ある施策が出てきていますから、今後も脱炭素社会の実現に向けて各種施策を計画的に推し進めていただきたいというふうに思います。
○委員長(長壁真樹君) ほかにありませんか。────なければ本件を終結いたします。
以上で、報告事項を終わります。
────────────────────────────────────────────
△その他
○委員長(長壁真樹君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。
なければ、この際委員の方々から執行部に対し、お聞きしたいことがありましたらお願いします。
◆委員(三井暢秀君) 高崎市民商品券について、1点お伺いしたいと思います。新聞報道でもあったのですけども、11月から配付されている商品券についてですけれども、郵便局の配達員の皆さんに御尽力をいただいて、一生懸命配達しているわけでございますけれども、そこについてはもう大変感謝を申し上げます。現在お聞きすると、まだ届いていない地域もあるかと思うのですけれども、私的にはもう大分、これで8割、9割程度終わっているのかなというふうに感じるのですけれども、現在の配付状況についてお伺いいたします。
◎
産業政策課長(瀧本和正君) 高崎市民商品券につきましては、11月中旬には市から郵便局への全市民分の商品券の引渡しが完了しております。郵便局に最新の配達状況を確認したところ、土日に特別配達日を設けて簡易書留による直接手渡しの配達を行っておりますが、配達員がコロナに感染するなどして多少の遅れが生じてしまった地域がある状況です。それらを除いては、不在の処理も含めまして全ての世帯へ訪問ができており、間もなく全ての配達処理が完了する見通しでございます。
◆委員(三井暢秀君) 間もなく配達完了ということで、郵便局員さんも、先ほど言われたとおりコロナの状況だったり、また土日を返上して特別に配達をしているという状況がお聞きできました。簡易書留ということで人がいないと手続ができないということで、そういう難しさはあるのですけれども、かなり郵便局員さんには御尽力をいただいている様子がうかがえましたので、全戸配付までもう少しでありますので御尽力をいただきたい、本市においてもサポートをお願いしたいというふうに思います。
○委員長(長壁真樹君) ほかにありませんか。
────────────────────────────────────────────
△閉会
○委員長(長壁真樹君) なければ、以上で本日の
市民経済常任委員会を閉会いたします。
午前10時44分閉会
高崎市議会委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。
令和4年12月9日
市民経済常任委員会 委 員 長 長 壁 真 樹...